小林です
今週を振り返って記憶の定着を計りましょう。
一日一文“英語脳”で読む英語上達法
2024年9月28日(日)号
VOL.6018
復習:今週の例文
■月曜日
学生の頃、私はロンドンでとても人気のあるパブで働いていた。試合の日になると、店長はビールのサーバーをペローニからフォスターズに付け替えていた。フォスターズの方が安く、利益率が高かったからだ。それでも、ビールはペローニのグラスで出していた。私がそこで働いていた数か月の間、違いに気づいた客は一人もいなかった。
When I was a student I used to work in a very popular London pub. On match days, my boss would change the beer pumps for Peroni to Fosters. It was cheaper and higher margins. We still served it in a Peroni glass. In the months I was there, not one customer knew the difference.
■火曜日
すべての病気を治すこと、そしてボランティアに自分の健康データを記録し、ゲノムを共有してもらうことを考えてはどうだろう。いま私たちは、人々が病気にならないようにする治療法を見つけるために使う費用の50倍ものお金を、病気になった人の治療に費やしています。それは理にかなっていない。私たちはこれを正せるはずだ。
How about curing all diseases and asking volunteers to track their health data and share their genomes? Today we spend 50x more treating people who are sick than we spend finding cures so people don’t get sick in the first place. That makes no sense. We can fix this.
■水曜日
トランプ大統領の政権は先月、最大12億ドル規模の契約を結び、同政権が『国内最大の移民収容施設』になるとする施設を建設・運営することを発表しました。しかしその相手は、大手の政府系請負業者でも、民間刑務所を専門とする企業でもありませんでした。代わりに、軍事基地でのこのプロジェクトを任されたのは Acquisition Logistics LLC という小規模企業で、同社には刑務施設を運営した経験が記載されておらず、これまでに獲得した連邦政府との契約も最大で1,600万ドルを超えたことがありませんでした。
When President Donald Trump’s administration last month awarded a contract worth up to $1.2 billion to build and operate what it says will become the nation’s largest immigration detention complex, it didn’t turn to a large government contractor or even a firm that specializes in private prisons. Instead, it handed the project on a military base to Acquisition Logistics LLC, a small business that has no listed experience running a correction facility and had never won a federal contract worth more than $16 million.
■木曜日
私たちは、高学歴の人たちに失敗することは恥ではないということを教える必要がある。そして、彼らはあらゆる失敗を分析し、その原因を見つけなければならない。彼らは賢く失敗する方法を学ばなければならない。なぜなら、失敗することは世界で最も偉大な技の一つだからだ。
We need to teach the highly educated man that it is not a disgrace to fail and that he must analyze every failure to find its cause. He must learn how to fail intelligently, for failing is one of the greatest arts in the world.
■金曜日
つい最近まで、西洋人は中国を『模倣者』『素早い追随者』、あるいは『肥大化したテクノロジーの竜』と見なし、莫大な資金と人材を費やしながらも、なかなか飛躍することはないと考えていた。しかし、中国がハイテク産業で勝利を収めるにつれ、その侮りは、賞賛や恐れ、さらには羨望へと変わりつつある。
Not so long ago, Westerners dismissed China as a copycat, a fast follower or a “fat tech dragon”, consuming vast amounts of money and manpower while rarely taking flight. But as China has triumphed in high-tech industries, the condescension is giving way to admiration, fear and even envy.
■土曜日
そうやってやろう、というのが自分の計画だったんです。すべて準備万端にして取りかかるつもりでした。ところが、いざレポートが出されると、結局こうなってしまうんです。そしてそれが毎回どのレポートでも起こっていました。
And I would want to do that like that. That would be the plan. I would have it all ready to go, but then, actually, the paper would come along, and then I would kind of do this. And that would happen every single paper.
復習:今週の表現
★used to do ~
昔は~していた
★On match days,
試合の日には
★beer pumps
ビールサーバー
★high margins
高い粗利、高い利ざや
★knew the difference
違いに気づいた
★cure all diseases
全ての病気を治癒する
★track their health data
健康データを追跡調査する
★share their genomes
ゲノム情報を共有する
★spend 50x more
50倍もお金を費やす
★find cures
治療法を見つける
★in the first place
そもそも最初から
★makes no sense
道理に合わない
★fix this
この問題を解決する
★awarded a contract
契約を発注した
★worth up to $1.2 billion
12億ドルもの価値の
★immigration detention complex
移民拘留複合施設
★turn to ~
~に頼る
★government contractor
政府系の請負業者
★specializes in ~
~に特化している、~を専門とする
★private prisons
民間刑務所
★no listed experience
公表された経験がない
★correction facility
矯正施設、刑務所
★won a federal contract
連邦政府の契約を勝ち取った
★the highly educated man
高学歴の人たち
★disgrace
不名誉、恥辱
★find its cause
その原因を探す
★, for ~
というのも~だから
★the greatest arts in the world
世界で最も優れた能力
★Not so long ago
そんな昔でもない、つい最近まで
★dismissed China as ~
中国を~だとして見くびっていた
★consume vast amounts of ~
膨大な量の~を消費する
★rarely take flight
めったに上手くいかない
★triumph
勝利を歓喜する
★condescension
見下すこと
★give way to ~
~に道を譲る、~に取って代わられる
★wanted to do that like that
それをそんな風にしたかった
★have it all ready to go
いつでも始められるように準備する
★come along
やって来る、現れる
★happen every single paper
論文の課題の毎に起こった
※単語の記憶には、発音とアクセントを覚えて「読める」ようになることが大切です。
どう発音するかわからない単語があったら各号の発音音声でしっかりマスターしておきましょう。
復習:日本語から英語を思い出してみましょう。
学生の時
~で働いていた
とても人気のあるロンドンのパブで
サッカーの試合の日は
店の上司は~を替えていた
ペローニのビールサーバーを
フォスターズに
その方がより安くて利益が高かった
それでも私たちはペローニのグラスでそれを提供していた
私がいた数カ月で
一人の客も
その違いに気が付かなかった
~なんてどうでしょう?
すべての病気を治癒すること
そしてボランティアたちに頼んで
彼らの健康データを追跡調査することを
そして遺伝子情報を共有すること
現在
私たちは50倍も費やしているのです
病気の人を治療することに
~よりも
治療法を探すことに費やす(よりも)
人が病気にならないように
そもそも
それは理にかなっていません
これを正すことができるのです
~したとき
ドナルド・トランプ大統領の政権が
先月
契約を発注した(時)
12億ドルにも上る価値の(契約)
~を建設・運営するという(契約)
同政権が言うには~となるもの
国内最大の移民拘留複合施設
同政権は~に頼らなかった
政府系の大手請負業者や
または
~な業者にさえも
民間刑務所に特化した
その代わり
同政権は~を手渡した
軍事基地でのそのプロジェクトを
アクイジション・ロジスティクス社に
小規模な業者
公表された経験を持たない
矯正施設を運営した(経験)
また連邦政府との契約を結んだことのない
1600万ドル以上の価値の(契約)
私たちは~に教える必要がある
教養の高い人たちに
~ということを
失敗することは不名誉なことではないと
また~だと
全ての失敗を分析せねばならない(と)
その原因を見つけるために
彼らは~を学ばねばならない
知的に失敗する方法を
なぜなら
失敗は
世界で最も偉大な技能だからだ
つい最近まで
西欧人たちは中国を~だとして退けていた
物まねばかりの国、素早く後追いする国、または太ったテック系の龍だとして
~を大量に消費して
膨大な量の金とマンパワーを
そうしながらも
めったに成果が出ない
しかし
中国がハイテク産業で勝利を収めつつある中で
その見下した態度は~へと移行しつつある
称賛と畏怖と羨望にさえ
そして
それをしたかったんです
そんな風に
それが計画だったんです
わたしは~を…にしていた
そのすべてを
いつでも始められるよう準備万端に
しかしその後
実際に課題が出ます
すると
私はどういうわけか、こうしていました
そして
それは起こっていました
課題の毎に
————-
毎日の継続が第一です。
それではまた明日!
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編集:こばやし
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