小林です
今週を振り返って記憶の定着を計りましょう。
一日一文“英語脳”で読む英語上達法
2024年9月21日(日)号
VOL.6011
復習:今週の例文
■月曜日
2011年の初めに思いがけず2,000ポンドが手に入った。全額を使ってダークウェブでコカインを買うことに決めた。毎週末パーティーをして、ほぼ6か月もった。でも、その決済のために買う必要があったビットコインをもしそのまま持っていたとしたら、今では2億8,100万ポンドの価値になっていたはずだ。それを考えると今だに心が重くなってしまう。
At the start of 2011 I had a £2k windfall and decided to spend it all on cocaine from the Dark Web. I partied every weekend and it lasted me almost 6 months. But if I’d just kept the Bitcoin I had to purchase to make the transaction, today they’d be worth £281m. Still haunts me.
■火曜日
じゃあ、今すぐやりましょうよ? 今こそ、僕たちの世代を定義づける公共事業に取りかかるときです。地球を壊してしまう前に気候変動を止めて、何百万人もの人々をソーラーパネルの製造や設置に参加させるっていうのはどうでしょう?
So what are we waiting for? It’s time for our generation-defining public works. How about stopping climate change before we destroy the planet and getting millions of people involved manufacturing and installing solar panels?
■水曜日
茶道の実践者たちは、この流行(抹茶の世界的ブーム)に腹を立てているわけではなく、ただ当惑しているだけだ。そのブームが、人々が茶道(その信奉者は着実に減少しつつある)に関心を持つきっかけになればと彼らは願っている。しかし、それに大きな期待を寄せているわけではない。茶道とは『一度一度の出会いを、かけがえのない、二度と繰り返されないものとして大切にすることを思い出させてくれるものだ』と、免許を持つ指導者の金子氏は語った。
Tea ceremony practitioners aren’t angered by the craze, just perplexed. They hope it will lead to people taking an interest in sado, whose followers have been steadily declining. But they aren’t counting on it. The tea ceremony is “reminding us to cherish every encounter as unique and unrepeatable,” said Kaneko, who is a licensed instructor.
■木曜日
当時、LSDは私に実在に対する疑問――つまり、誰かがが言ったように『言葉』と『沈黙』の違い――について考えさせました。それはまた、私が背を向けていた潜在的な宗教的感情を多く呼び覚ましました。
At the time, acid made me consider questions of reality, the difference, as someone said, between words and silence. It also brought back a lot of latent religious feelings in me that I had turned my back on.
■金曜日
慢性疼痛は、世界中で6億人以上の人々の生活を破壊しています。成人の5人に1人がこの痛みに苦しんでいます。しかし、何が原因なのかは謎に包まれていることが多いです。たとえ関節炎や神経損傷のように、明確な根本原因がある場合でも、それらの病態がどのようにして正確に痛みを引き起こすのかは分かっていません。
Chronic pain wrecks the lives of more than 600m people around the world. One in five adults struggles with it. What causes it, however, is often a mystery. Even when there is a clear underlying cause, such as arthritis or nerve damage, it is not known exactly how those conditions produce pain.
■土曜日
大学の頃、私は政治学専攻だったので、レポートをたくさん書かなければなりませんでした。それで、普通の学生がレポートを書く時って、多分こんな風に作業を少しずつ分散させると思うんです。つまりですね――最初は少しゆっくり始めるかもしれませんが、最初の1週間である程度の量を終わらせておく。そうすれば、後で少し大変な日があったとしても、全てきちんと片付いて、穏便に済むわけです。
So in college, I was a government major, which means I had to write a lot of papers. Now, when a normal student writes a paper, they might spread the work out a little like this. So, you know — you get started maybe a little slowly, but you get enough done in the first week that, with some heavier days later on, everything gets done, things stay civil.
復習:今週の表現
★at the start of 2011
2011年の年初に
★a £2k windfall
2000ポンドの臨時収入
★spend it all on ~
それを全部~に使った
★it lasted me almost 6 months
それは6カ月もった
★make the transaction
決済をする、取引をする
★be worth £281m
2億8100万ポンドの価値がある
★it still haunts me
それがまだ
★what are we waiting for?
今すぐ始めましょう!
★generation-defining ~
世代を特徴づけるような~
★public work
公共事業
★How about ~ ?
~なんてどうでしょう?
★climate change
気候変動
★destroy the planet
地球を破壊する
★get millions of people involved
何百万の人を巻き込む
★install solar panels
ソーラーパネルを設置する
★tea ceremony
茶道
★be angered by ~
~に腹を立てている
★craze
熱狂的ブーム
★be perplexed
困惑している
★lead to people ~ing
人々が~することに繋がる
★take an interest in ~
~に興味を持つ
★steadily decline
着実に減る
★count on ~
~を当てにする
★remind us to do ~
~することを思い出させる、~しないとと気付かせる
★cherish every encounter
全ての出会いを大切にする
★unique and unrepeatable
唯一無二で二度とない
★at the time
その当時
★acid
LSDを意味するスラング
★made me consider ~
~を考えさせた
★questions of reality
実在に対する疑問
★as someone said
誰かが言っていたように
★brought back ~
~を思い出させた
★latent religious feelings in me
私の中に眠っていた宗教感覚
★turned my back on ~
~に背を向けた
★chronic pain
慢性痛
★wrecks the lives of ~
~の人生を破壊する
★around the world
全世界で
★one in five adults
成人の5人に1人
★struggles with ~
~に苦しむ
★what causes it
それを引き起こすもの、その原因
★underlying cause
根本原因
★arthritis
関節痛
★it is not known exactly how ~
どのように~かは正確にはわかっていない
★conditions
疾患、病気
★produce pain
痛みを生み出す
★I was a government major
私は政治学専攻の学生だった
★write a lot of papers
たくさんの論文を書く
★spread the work out
仕事を分散させる
★a little like this
ちょっとこんな感じに
★get started a little slowly
ちょっと遅く始める
★get enough done that ~
~するくらいには十分に終わらせる
★with some heavier days later on
後で多少苦しい日々がある
★everything gets done
全てが完了する
★things stay civil
何もパニック状態にならない
※単語の記憶には、発音とアクセントを覚えて「読める」ようになることが大切です。
どう発音するかわからない単語があったら各号の発音音声でしっかりマスターしておきましょう。
復習:日本語から英語を思い出してみましょう。
2011年の初めに
2000ポンドの臨時収入を得た
それで~することにした
それを全額使うことに
ダークウェブからコカイン購入に
毎週末にパーティーをした
それは約6カ月もった
しかし
もし~をもち続けていたら
買わないといけなかったビットコインを
コカイン購入の決済のために
今日
それは2億8100万ポンドの価値になっていた
いまだにその後悔が頭から離れない
それなら
今すぐ始めましょう
~の時です
われわれ世代の代表的な公共事業(の時)
~なんてどうでしょう?
気候変動を止めること
地球を壊してしまう前に
そして何百万の人を巻き込んで
~を製造・設置する
ソーラーパネルを
茶道の実践者たちは
その熱狂的なブームに腹を立ててはいない
ただ困惑しているだけだ
彼らは~とと望む
それが~に繋がるように
人々が茶道に興味を持つことに
ちなみに茶道の信奉者は
着実に減ってきている
しかし
彼らはそれを当てにしてはいない
茶道は私たちに常に気づかせてくれます
~を大切にするようにと
全ての出会いを
唯一無二で二度と起きないものとして
そう金子氏は語った
免許を持った指導者である(金子氏)
その当時
LSDは
わたしに~を考えさせた
現実に対する問いを
つまり~の違い
誰かが言っていたように
言葉と沈黙の(違い)
それはまた~を呼び起こした
私の中に眠っていた多くの宗教的な感覚を
私がずっと背を背けてきた
慢性痛は
~を台無しにしている
600万人以上の人生を
世界中で
成人の5人に1人が
それに苦しんでいる
それを引き起こすもの(原因)は
しかしながら
しばしば謎である
~な時でさえも
明確な根本原因がある
関節痛や神経損傷などの
正確にはわかっていない
それらの疾患がどのように
痛みを生み出すのかは
そんなわけで、大学では
私は政治学の専攻(の学生)でした
それは~を意味します
論文をたくさん書く必要があった
さて
普通の学生が論文を書くとき
仕事を分散するものでしょう
ちょっとこんな感じで
つまりですね
あなたはちょっと遅めにスタートを切る
でも
(~するくらいには)十分に終わらせる
最初の週に
~するくらいには
後できつい日々が多少あるでしょうが
すべてが終わる(くらいには)
穏便に収まる(くらいには)
————-
毎日の継続が第一です。
それではまた明日!
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編集:こばやし
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