英語脳メルマガ 第06093号 You could buy a loaf of bread with a cent back in revolutionary の意味は?

今日も英語脳で英語を読む練習をしていきましょう!

一日一文“英語脳”で読む英語上達法
2025年12月12日(金)号
VOL.6093

本日の例文

The Economistより。アメリカで1セント硬貨(ペニー)が引退するという記事より

You could buy a loaf of bread with a cent back in revolutionary times, or a pint of beer. The life of a penny would have been sprightly then, slapped down on wet tavern counters and floury shelves. But in recent years they have spent longer and longer lying around.

こちらでも読めます(発音音声付)
http://www.eigonou.net/backnumber/06093/

今日の予習

□loaf
音声
[ロ]ウフ
(パンの)一斤(大きな一塊のパン)

■back in ~ times
(遡ること)~の時代

■revolutionary times
革命時代(アメリカの独立革命)

□pint
音声
[パ]イントゥ
(液量の単位)パイント

□sprightly
音声
スプ[ラ]イトゥ・リ
活発な、元気な

■slap ~ down on …
…に~をバシンッと置く、叩きつける

□tavern
音声
タ・[ヴァ]ーン
酒場

□shelves
音声
[シェ]ゥヴズ
shelf「棚」の複数形

■in recent years
近年は

■spend long ~ing
長く~して過ごす

■longer and longer
長い間

■lie around
何もせずにゴロゴロする


引用元:Farewell to the American penny – The Economist
https://www.economist.com/the-world-ahead/2025/11/12/farewell-to-the-american-penny
https://www.instagram.com/p/DRA6jvUDIHy/

You could buy a loaf of bread with a cent back in revolutionary times, or a pint of beer. The life of a penny would have been sprightly then, slapped down on wet tavern counters and floury shelves. But in recent years they have spent longer and longer lying around.
で「昔の革命期(アメリカ独立革命のころ)には、1セントあればパン一斤やビール一杯が買えたものだ。当時のペニー(1セント硬貨)は、酒場の濡れたカウンターや粉だらけの棚にパンッと置かれたりして活発に使われていた。しかし近年では、ペニーは使われず、ただ長いこと転がったまま放置されるようになってしまった。」という意味になります。

You could buy a loaf of bread で「パン1斤を買うことができた」です。
with a cent で「1セントで」です。
back in revolutionary times, で「昔の革命時代には」です。
back in ~ times で「過去の~の時代には」という意味の言い回し。
times と複数形にして「時代」という意味になります。
例:in ancient times「古代に」
revolutionary times は「革命の時代」ですが、アメリカでは独立戦争の時代(18世紀後半)を指します。
, or a pint of beer.「またはビール1パイント(を買えた)」です。
pint はアメリカでは473mlです。イギリスではちょっと多くて568mlになります。

The life of a penny would have been ~ で「ペニーの人生は~だったことだろう」です。
penny は1セント硬貨の愛称ですね。
penny「1セント硬貨」を擬人化した文章になっています。
sprightly「生き生きして」
then「その当時は」です。
sprightly は -ly がついて副詞のようですが形容詞で「活発な、元気な、パリッとした」です。
分詞構文で繋げて、
, slapped down on ~ 「~の上に叩きつけられたりして」です。
(being) slapped ~ と being が省略されていると考えるとわかりやすいです。
(on) wet tavern counters で「濡れた酒場のカウンター(の上に)」です。
西部劇などでよく見るシーンですね。
and ~「また~」
(on) floury shelves. で「粉まみれの棚(の上に)」です。
こちらはパン屋さんシーンをイメージしていますね。
floury で「粉まみれの」という意味の形容詞。
名詞形は flour フラワーで「小麦粉、粉」です。

But ~「しかし~」
in recent years「近年では」
they have spent longer and longer「ペニーたちは、長い間ずっと過ごしてきた」
lying around.「だらだら寝転びながら」です。
spend ~ …ing で「~を…しながら過ごす」という意味のコロケーション。
lying は lie の現在進行形。
lie around で「ゴロゴロする、ダラダラ過ごす」という意味の句動詞です。
ここでは「使われずに放置されている、転がっている」というニュアンスです。

それではまず文節に分けて日本語に訳し内容を理解して下さい。

You could buy a loaf of bread
パンを一斤買うことができた

with a cent
1セントで

back in revolutionary times,
昔のアメリカ革命戦争時代は

or a pint of beer.
またはビール1パイントを

The life of a penny
ペニーの人生は

would have been sprightly
生き生きしていただろう

then,
その当時は

slapped down on
~に叩き付けられたりして

wet tavern counters
濡れた酒場のカウンターに

and floury shelves.
またパン屋の粉まみれの棚に

But
しかし

in recent years
ここ最近

they have spent longer and longer
ペニーたちは長い間ずっと過ごしてきた

lying around.
何もせずに転がって

今度は「頭の中で」一行ずつ日本語に訳しながら…

You could buy a loaf of bread

with a cent

back in revolutionary times,

or a pint of beer.

The life of a penny

would have been sprightly

then,

slapped down on

wet tavern counters

and floury shelves.

But

in recent years

they have spent longer and longer

lying around.

次はいちいち日本語に訳さずに読んでみましょう。

You could buy a loaf of bread
with a cent
back in revolutionary times,
or a pint of beer.
The life of a penny
would have been sprightly
then,
slapped down on
wet tavern counters
and floury shelves.
But
in recent years
they have spent longer and longer
lying around.

では最後に日本語に訳さずにこの文章の情景を思い浮かべられるようになるまで繰り返し読んでみてください。目を閉じて暗唱できるようになったら完璧です。

You could buy a loaf of bread
with a cent
back in revolutionary times,
or a pint of beer.
The life of a penny
would have been sprightly
then,
slapped down on
wet tavern counters
and floury shelves.
But
in recent years
they have spent longer and longer
lying around.

Good job!
英語脳で読めましたね。今日も一歩、あなたはネイティブスピーカーに近づきました。おめでとう!

復習:日本語から英語を思い出してみましょう。

パンを一斤買うことができた

1セントで

昔のアメリカ革命戦争時代は

またはビール1パイントを

ペニーの人生は

生き生きしていただろう

その当時は

~に叩き付けられたりして

濡れた酒場のカウンターに

またパン屋の粉まみれの棚に

しかし

ここ最近

ペニーたちは長い間ずっと過ごしてきた

何もせずに転がって

今日のつぶやき

今日の学習メモ
★多読:
★スピーキング・リスニング:
某英会話カフェ
★ボキャビル:
instagram 英語系ショート動画
★その他:
初めて出会った言葉
OCD「強迫症」

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それではまた明日!

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編集:こばやし

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