中学高校の英語授業における予習方法 完璧な精読予習で授業の効果を最大化する方法

熊紀さんから投稿いただいた「みんなの英語学習法」です。


私は、中学~高校と英語は得意科目にしたかったので、他の科目よりも勉強時間を多く費やしました。(自宅学習のうち、一日最低一時間は何らかの形で英語に触れるようにしました。)

その時の私の英語の勉強法は下記のとおりです。

1.長文読解 ノートを使った予習方法

教科書に出てくる長文は、予習の段階で、ノートにすべて書き写していました。

書き写す際には、「一行書いたら2行空け、一行書いたら2行空け…」を繰り返し、空けた行にわからない単語の意味を書いたり、文法のポイントをメモするようにしていました。

このようにすることで、細かい文法や新しい単語も見落とさず、長文の内容もある程度理解した状態で授業に臨めるので、授業中どんな質問を受けても答えに窮することなく、楽しく授業を受けることができました。

この予習を疎かにすると、授業中も全く意味がわからず楽しくなくなってしまうので、必ずするようにしました。

また、一段落ごとにページを新しくし、余白の部分を多くとることで、予習中だけではなく、授業中や復習する時に気がついたことをメモするようにしていました。

このように、「この段落に必要な事はこのページを見れば分かる」という状態を作っておくことで、試験対策も比較的楽に行えたように思います。

2.英単語の学習

1の長文読解をする中でわからなかった単語は、すべて単語帳に書いて覚えました

表に単語、裏に意味を書き、電車やバスなど移動中に何度も何度も繰り返し見たら自然と覚えることができました。

授業中、一日置き行われる英単語のチェックテストで、どのくらい覚えているのか確認するようにしていました。

また、知っている単語量を増やすため、単語だけが載っている単語集のようなものを買って覚えようとしましたが、単語だけではなかなか覚えることができませんでした。

やはり長文をたくさん読む中で、それに出てくる単語を覚えるのが、その単語の使い方もわかりやすいし、ベストだと思います。

3.リスニング

試験で一番点を取ることが難しかったのが、このリスニングです。

英語で録音されたテープを何度も繰り返し聞くようにしたり、実際アメリカ人の先生が学校にいたので、その方と英語で積極的に話すようにしましたが、なかなかリスニングの点数をあげることができませんでした。

現在はどうかわかりませんが、当時は、試験の中に占めるリスニングのウエイトが少なかったので、リスニングで点を取るのは諦め、他の部分で点を取れるようにしました。

やはりリスニングを鍛えるには、現地留学をするのが一番なのかなと今になると思います。


ペンネーム:熊紀さん(30代前半男性)
英語レベル:英検準2級


熊紀さん、投稿ありがとうございました。

英語の授業の前に行う予習方法について詳しく投稿いただきました。

ノートの取り方については、現在学生の方にはとても参考になるやり方だと思います。

長文をノートに書き写して、判らない単語や、文法のポイントをメモして理解するというやり方は、いわゆる「精読」というものになると思います。

今でも、精読は英語のリーディング上達のための必須訓練です。

精読については、森沢さんの英語上達完全マップこちらのページで詳しく解説されているので、ぜひ読んでみることをおすすめします。

上記ページで森沢さんもおっしゃられている通り、精読は英語学習初期の段階から、しっかりと取り組んでおくべきトレーニング方法だと思います。

リスニングについては、音声の入手が難しかった時代でしたから、仕方がないかもしれませんね。

現在ではインターネットでも音声はたくさん手に入るし、単語帳や教材もCDがついているのが当たり前になっています。

音声を使った学習が手軽に行える環境ができていますので、これから学習する人は、必ず音声を取り入れて勉強を行うことをおすすめします。




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