アカサカさんから投稿いただいた「みんなの英語学習法」です。
英会話の勉強法について紹介していただきました。
アメリカ海軍のある街に住んでいます。
もうこの段階である程度お察しのことかと思われますが、わたしが英検やTOEICで好成績を叩き出した理由は、実際に英会話をすることです。
英語を使う人が多いお店働くのが英語学習の近道
ぶっちゃけてしまうと、英語を「使う」と言うのがある意味で最短の道かと思われます。
言語学習、特に試験になるようなものとなると「書く」「読む」「聞く」「しゃべる」の4つですが、私の街ではそこらじゅうに英語が溢れていて、英語を使う人が闊歩しています。
ですので、英語を使う人たちが出入りするお店で働けば、必然的に英語を使わざるを得ない状況に陥ります。
言語を学ぶということは文化を学ぶということ
ただ書く、読む、だけでは言語は学習出来ないとも個人的には思います。
脱線となるのですが、日本語には「湯水の如く使う」と言う慣用句があります。
これはタダ同然の物のように何かを浪費すると言う意味ですが、日本語を学習している多くの外国人の人たちはこの慣用句を初めて耳にすると「ものすごく大事に扱う」と誤って認識されます。
似たようなものでキッチンの水場のことを日本語では「流し台」と言い、英語では「シンク」=「沈める」と言います。
日本では水は蛇口をひねればいくらでも清潔な水が手に入りますし、やすいレストランでも飲み水は無料です。
しかし、一歩でも日本から出ると世界のほとんどの国で清潔で、飲用可能で安全な水を安価に手に入れられるような場所はほぼありません。
これは日本という国がそういう国土だから、文化だからにほかありません。
言語学習とは文化学習です。
英語を使う国の人たちはどういう文化的な背景を持っているのかを知ると言う意味でも実際に英語を使っている人と会話をする、と言うのは極めて重要だという認識をしています。
長期で海外旅行をするために英語を習い始めました
本題に戻りますと、外国人、特にアメリカ人相手に最低限でも事務的でも会話をしないとお給料が発生しない仕事をすると彼らがどういう単語を、どうやって、どういう場面で、どう使っているのかを嫌でもわからされます。
中学で3年、高校で3年の合計6年間の日本の英語学習で学ぶ英語や単語の数々は、三割ほどしか使い物にならないと心得るべきです。
使える英語は実際に使っている人との会話でしか磨かれない
たしかに教科書に書いてある英語は通じます。
そこで学んだ英語を通り一辺倒で使ってみると「この人の英語は随分と堅苦しいな」と感じさせることが多いのが実情です。
言語とはコミュニケーションツールです。
街の居酒屋で、コンビニで、ピザ屋で、カレー屋で。
日本人同士でもただの客と店員のやり取りなんてのは普通はフランクなものです。
だと言うのに、ものすごく恭しくて堅苦しい言葉で接待されたら、肩の力を抜いている相手を大いに萎縮させてしまうわけです。
これでは会話のキャッチボールどころの話ではなくなってしまう。
使える英語とは、実際にそれを使っている人との会話の中でしか磨かれないものです。
英語を聞くことに関しては便利になっている現代
いやいや、アメリカ人やイギリス人がそんなたむろしてる場所なんて日本では限られてるでしょ、とは言いますが、探せば案外にあるものです。
無論、英語学習のために危険な夜の街に繰り出せとかそういう話でもないです。
今ではインターネットで世界中が繋がっています。
youtubeでの英語コンテンツは山とあります。
少なくとも「聞く」に関しては事欠かないのが現代社会です。
たしかにこれでは「しゃべる」のは出来ませんが、昔以上に「聞く」「読む」に関しては不足していない現代で、これを使わない手はありません。
言語学習用のアプリサービスも多数あります。
ネットゲームなんかもボイスチャットがありますから、英語圏の人たちが集まるゲームを実際にプレイしながら英語を使うという手段だってあるわけです。
こうした物を使わないと言うのはもったいないでしょう。
ともかく、言語は使って磨く「道具」と思って学んでみてください。
ペンネーム:アカサカ(41歳・男性・ライター)
英語レベル:英検準2 TOEIC740 アメリカ英語とイギリス英語の聞き分け程度なら可能
アカサカさん、ご投稿ありがとうございます!
英語を話す方がたくさんいる場所で働くと確かに飛躍的に英会話は上達しますね。
日本にもいくつか米軍基地がありますし、その近辺では英語が重要になっていることでしょう。
英語を使わなければならない状況に身を置く、海外の文化を学ぶ、という点である意味海外留学に近いかもしれませんね。
引っ越したりしなければいけないのでなかなか難しいですがそういった場合でもインターネットの力もあり聴く部分については学び易くなっていますね。
アプリやYoutubeで基礎を身に着け、それから英語を話す方が多い地域に行ってみるというのも良いかもしれません。
- 目標:日常英会話
- 分野:スピーキング(発話力) | リスニング(聞き取り力)
- 場所・ツール:YouTube | アプリ
- 英語学習法:実地コミュニケーション
- 英語レベル:初級
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