通訳案内士資格取得&英検一級合格、現在は英語講師として活躍中のSaru57さんから投稿いただいた「みんなの英語学習法」です。通訳案内士資格取得と英検一級までのオススメ勉強法について投稿いただきました。
英語の上達法は多々あれど、いったい私には何が一番効果があったのだろうかと今考えてみても、一口には言えません。
ただこれまで学習してきた教材と、お世話になった先生方、すべてが自分の糧になっているのだと思っています。
それでも具体的にこれまでの学習法を振り返ってみたいと思います。
ここまで英語を続けてきた理由
私がこれまで英語を続けてきた理由は、いろんな国に旅をして様々な人たちと語り合えるようになりたいという目標があったからです。
この目標は自分なりにまずまず実現していると思います。
私の英語学習遍歴
さて肝心の英語学習法ですが、中学・高校でごく普通に英語の授業を受けました。
高校卒業後は神田外語学院で二年間英語を学びましたが、その後はほとんど独学で英語を学んできました。
学院時代には素晴らしい先生に出会い、また刺激しえある友達もできたことが、その後の私の英語学習が途切れなかった理由のひとつでした。
独学で使った各種教材
独学といってもただテキストを買って学ぶだけではなく、通信教育をたくさん利用しました。
アルクのヒアリングマラソン、ボキャブラリマラソン、ビジネスライティング、バベルの翻訳講座、そしてCEL英語ソリューソンズの英検一級講座などです。
どれも私にとっては優れた教材でした。
通訳ガイド用の教材
20年前になりますが、当時は通訳ガイド国家試験と英検一級合格を目指していましたので、かなり詰め込み学習をしました。
当時お世話になったハロー通訳ガイドアカデミーの教材は、日本事情を英語で説明するということを意識するために大変役立つものでした。
英検一級用の教材
英検一級試験の準備としては、CEL英語ソリューションズを利用し、毎回どっさり送られてきた課題をこなすために早朝学習に励んでおりました。
以前は特別集中して学習せずに挑んだため不合格が続いたのですが、CELの教材で集中して学習したお陰で一級も合格できました。
英語学習の最終目標を定める
英語学習する場合、自分の英語をどの程度のレベルまで持って行きたいのかを決めてからスタートするのが良いと思います。
ただ漠然と学習をしていても途中で嫌になってしまうかもしれません。
ただし英検だTOEICだと相変わらず学生はじめ社会人までもが必死に高得点を目指して英語学習に励んでいる今日。
くれぐれも最終目的を英検一級やTOEIC高得点にしない方が良いと考えます。
というのはそうした目標が達成してしまいますと、英語学習のすべてが終わってしまう可能性があるからです。
言語というのは、触れないでいれば(使わなければ)どんどん忘れていくものです。
英検やTOEICは英語力をつける過程で上手に利用するのがベストだと思います。
多読で英語力を維持
ところで英語で会話をするときには、話題の引き出しをたくさん持っていた方が便利です。
私の場合は日常生活の中での話題が出せるように、英字新聞やNEWSWEEK、TIMESなどといった英語雑誌に目を通すことも欠かしませんでした。
現在はそれらは購読していませんが、ネットで英語ニュースなどを読んでいます。
またできる限り英語の多読を行うべく、洋書をたくさん読むことにしています。
正直、以前ほど英語学習をしているとは言えません。
しかし今は英語で楽しむのが一番だと思い、リラックスした気持ちで英語と付き合っていますので、間違ったりわからなかったりしても凹むことなく、笑っていられるのが嬉しいですね。
試験や検定でストレスを抱えながら英語と付き合っていた頃には考えられませんでした。
人それぞれ英語学習の目的があるとは思います。
自分で良いと思った教材は片っ端から集中して学習することで、結果として力が付いてくると考えられます。
また試験以外では、あくまでも上手下手などは無視して、良いコミュニケーションを行うために英語学習を続けていけたら、さらに良いのではないでしょうか。
ペンネーム:Saru57さん(58歳・女性・英語講師)
英語レベル:英検一級 通訳案内士国家資格
Saru57さん、投稿ありがとうございました。
英検一級、通訳案内士資格取得、英語講師と、大変すばらしい実績をお持ちのsaru57さん。英語学習中の僕からしたら、雲の上の人の英語学習体験談をいただけました。
とても具体的な情報もあって、初めて耳にする教材名・学校名も多かったです。
一つ一つ見ていきたいと思います。
神田外語学院
東京の外国語専門学校ではとても有名な学校ですね。創立は1963年。神田外語大学は同グループの姉妹校。
公式ホームページ
アルクのヒアリングマラソン
英語教育で有名なアルクが販売する通信教材です。数あるアルク教材の中で人気NO.1の教材です。
通信教材の中でも、しっかりとしたカリキュラムと教材作りで長年の定評があります。
詳細はこちら
ボキャビルマラソン
ボキャブラリーマラソンと書かれておりますが、おそらくは現在のアルク販売のボキャビル(R)マラソンのことだと思います。(※ボキャビルという言葉って、アルクの商標登録なんですね。知らなかったw(゚o゚)w)
詳細はこちら
ビジネスライティング
Saru57さんがやられたこちらの教材は詳細不明ですが、アルクからは「ビジネスEメール速習パック ライティングエイド」というのが出ています。職場で海外とのメールのやり取りが必要な人に人気のようです。
詳細はこちら
バベルの翻訳講座
翻訳の学校「バベル」の通信コースです。
バベルは1974年にスタートした翻訳教育機関。翻訳家を目指す人たちの間で有名な学校です。
ホームページ
他にも翻訳学校で有名どころでは、フェロー・アカデミー、DHC総合教育研究所、IIS、サイマル・アカデミーなどがあります。
※DHCは化粧品サプリでおなじみですが、もともとは翻訳会社(DHC=Daigaku Honyaku Centerの略)なのですね!
CEL英語ソリューソンズの英検一級講座
CEL英語ソリューソンズは、英検1級合格の対策コースで定番です。英検一級合格にかなり本気に力を入れている学校です。他にも通訳ガイド(通訳案内士)コースも有名ですね。
ホームページ
ハロー通訳ガイドアカデミー
こちらは通訳ガイド(通訳案内士)の国家資格取得のための学校ですが、現在はすでに閉校しております、でもホームページには、過去の講義の教材・動画などが無料公開されていますので、とても役に立ちます。
ホームページ
- 目標:資格取得 | 通訳
- 資格・試験:TOEIC(L&R) | 英検1級 | 通訳案内士
- 分野:スピーキング(発話力) | リーディング(読解力)
- 場所・ツール:単語帳 | 語学学校 | 通信系の英語教材
- 英語学習法:多読
- 英語レベル:上級
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