英語力を育てる=赤ちゃんを育てると考えるとモチベーションを保てるかも!?

英語習得へ向けて長くモチベーションを維持するのはすごく難しいです。
僕も何度も挫折しました。
そこで思いついたのが表題の「英語力を育てる=赤ちゃんを育てる」という考え方です。

まず生まれたてのかわいい赤ちゃんを想像しましょう。あなたの赤ちゃんです。
自分では食べることも立つことも歩くこともできない赤ちゃん。あなたが世話をしないとたぶん数日で餓死してしまいます。数時間おきにお世話をしなければいけません。赤ちゃんから目の離せない毎日を、これから3年~5年(10年?)あなたは過ごすことになります。

この文章の「赤ちゃん」の部分を、「英語力」に置き換えてみましょう。

まず生まれたてのかわいい英語力を想像します。あなたの英語力です。
自分では食べることも立つことも歩くこともできない英語力。あなたが世話をしないとたぶん数日で餓死してしまいます。数時間おきにお世話をしなければいけません。英語力から目の離せない毎日を、これから3年~5年(10年?)あなたは過ごすことになります。

英語力=赤ちゃんと考えるメリット

まずひとつに、生き物として英語力を育てると考えると、育てゲーみたいで楽しく継続できます。
育ってくると新しいスキルが身についたり、能力がアップしたり、RPGゲームでキャラクターのレベル上げをするような感覚で気楽に楽しく続けていけます。

そして二つ目は、通常の英語の学習は自分だけの個人の問題なので、途中で放り出しても誰かに文句を言われたりしませんが、英語力=赤ちゃんと仮定すると、自分一人だけの問題ではなくなるので、途中棄権することができなくなります。
実際に育児を放棄して赤ん坊を死なせたりしたら、恐ろしい社会的な制裁を受けることになります。
社会的責任への恐怖心を使って自分を追い込むことで、英語の勉強を継続させます。

そして三つ目に、自分の赤ちゃんだと思い込むことで、自分の英語力に愛情が持てます。
不思議なもので、英語力を単なる自分のスキルと考えるのではなく、かわいい赤ちゃんだと擬人化することで少しずつ愛情が芽生えてきます。
ちょっとずつでもすくすくと育っていく英語力が次第に愛おしく感じられてきて、「よし、じゃあもっと育ててやろう!」という気持ちになります。
何事でもそうですが愛情さえあればどんなに苦しくても楽しいものです。

赤ちゃんを育てるのと英語力を育てることの共通点

赤ちゃんを育てるのと英語力を育てることにはとても共通点が多いと思います。

赤ちゃんの体はからできています。
骨は、英語力では文法であり、肉は英単語や語彙力です。

また、体を動かすには筋肉が必要です。
筋肉は英語のアウトプット、実際に英語で話したり、書いたりすることで発達していきます。
筋肉も動かさないと発達しません。体を動かすことにより、筋肉がつき始めて、いろいろな動きができるようになります。

インプット=おっぱいをあげる

生まれたばかりの赤ちゃんににすることと言えば「おっぱいをあげる」ことですね。
栄養を与えることで、体が大きくなり、しっかりとした骨格が作られます。
英語力も同じで、まずはインプットが必要です。
最初はせっせと英単語や英文(栄養)を覚え、英語のルールである文法(骨格)を習得します。
英単語や英文をたくさん覚えていけば、英語力(体)はしだいに大きくなっていきます。

アウトプット=体を動かす

栄養をあげれば赤ちゃんはすくすくと育ち、体が大きくなってきます。骨格が安定し、肉がつき、さらには、自力で動くために筋肉が育ってきます。一度、筋肉ができると、ハイハイをしだし、もっと育てば、歩くようにもなります。
英語力も、インプットと同時にアウトプットをしていかないとただ体が大きくなるばかりで寝たきり状態になってしまいます。
英語で話したり、英語で書いたりというアウトプット練習をして筋力トレーニングが必要です。
英語筋を鍛えるには、読む・聞くなどのインプットではなく、実際のあなたの筋肉を動かすことが必要です。英語を声に出す(腹筋)や、英語を書く(腕の筋肉)です。

毎日のお世話は必須

栄養を与える(英単語や語彙を増やす)筋力をつける(英語で話したり書いたり)は毎日必須です。
赤ちゃんと考えれば毎日ご飯を与えて運動をさせるのは当然のことですね。
英語力も栄養を与えないでいると、しだいに衰え体はしぼんでいき筋肉はなくなり最初の状態に戻ってしまいます。
日本では学校で英語を6年以上学びながら、社会に出て英語力がしぼんでしまう人がとても多いです。
折角、いちど大きく育てた英語力の肉体を衰弱させてしまうのはとてももったいないことですね。

英語習得には、赤ちゃんのように毎日毎日の食事と運動が必要です。
英語力(=赤ちゃん)が自分で筋肉を持ち、歩けるようになるまでは愛情をもって毎日栄養を与えて運動させましょう。毎日継続できるよう、うまく習慣にできると最高です。
継続するための具体的な方法はこのサイトでどんどん紹介していきたいと思います。

育児は少しずつ楽になってくる

赤ちゃんも育ってくると自分でご飯を食べられるようになったり、自分でハイハイや立って歩けるようになります。そうすると筋肉も自然とつくようになります。

一度、筋肉を持った英語力も、自分で歩いて、自分で栄養を獲得しだしますので、そこまでいくとそれほど努力は必要なくなります。

自立して手が離れてくるという段階です。

「自分で栄養を獲得する」というのは、どういうことかというと、英語が読めるようになる英語が聞けるようになる、といういこと。

例えば、英語が読めない人やヒアリングができない人は、英語に苦手意識をもっているので英語の文章を見ても「読むのは面倒だなぁ」と感じて避けてしまいがちです。映画を見ていてもいつも日本語字幕を見るのが当たり前で、英語の音声は耳に入りません。できるだけ英語に係わらないような人生を自ら無意識的に選んでしまいます。
でもある程度、英語力(筋肉)が付いてくると「ちょっと英語のまま読んでみよう」という能動的な動きができるようになります。
映画でも英語に少し自信が付いてくると「よし、英語の音声で映画を理解してみよう」というふうに英語の音声に意識が勝手に向かいます。

このように、英語筋が付き始めると体が勝手に英語を求めるようになってくるので、自然と英語筋が鍛えられるようになります。

英語を習得するのに本当に大変なのは、筋肉が付きはじめる段階までです。
どうにか我慢して毎日栄養を与えて運動をさせ続けることで、英語学習は少しずつ苦ではなくなってきます。
赤ちゃんで言えば、運動したりご飯を食べる楽しみが芽生えてきて、親が与えなくても自分で勝手に活動するようになる状態ですね。

そして、筋肉が付き始め、赤ちゃんが自分で動き出すようになってくれば、もうこっちのもの。
あまり我慢や努力をしなくても、自動的に英語力は上がっていくようになります。

まとめ

本物の赤ちゃんを育てることに比べたら英語力を育てるなんて簡単なことです。
しかも子供はいつか必ず巣立って行ってしまいますが、英語力は一生のスキルとして残ってくれます。
皆さんも今日から英語力育児生活を始めてみませんか?


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