私が高校英語で得点アップした勉強法~センター試験英語は一番最後の長文から解き始める

現在大学生のふっさんさんから投稿いただいた「みんなの英語学習法」です。高校英語で点数を上げる勉強法から、センター試験英語のコツについて投稿いただきました。


私は現在大学1年生です。

今回は高校時代に行った英語の勉強法について書きたいと思います。

私の高校1年生の7月の進研模試の英語の全国偏差値は59.1で、校内順位が9位でした。

個人的にはこの結果に満足していました。

しかし、11月のときは英語の全国偏差値が49.8にまで落ちてしまいました。

つまり、7月の時点では中学のときの勉強の貯金が残っていたということだと思います。

高校英語での点数アップ学習法

同じ個所を何度も繰り返す

高校に入ってからは英語に限らず効率の良い勉強法がわかりませんでした。

中学3年生のときは定期テストで学年上位でした。

そこで、中学3年生のときの勉強法を思い出してみました。

すると、同じ問題も何回も反復していたことに気づきました。

だから、英語の例文の小テストの範囲を何回も反復しました。

すると、今まで英語の例文の小テストで満点取れなかったのに、満点取れるようになりました。

英単語は英語部分を隠す

また、毎週英語の時間に英単語の小テストがありました。

東京書籍からでているコーパス4500という英単語帳から問題が出されます。

始めのころは単語帳に載っている単語をノートに書いてこいと先生に言われましたが、小テストは悪い点数でした。

しかし、高校2年生からは英単語の勉強は自由にしていいということになりました。

私はただ英単語を書くのではなく、単語帳の英単語の部分を隠して日本語を見て何の英単語かを当てるという問題形式にして勉強しました。

その方法で1週間後にある小テストの範囲を1週間のうちに3周ほどしました。

時間は1週間で3時間ほどかかりました。

英単語にこれほど時間を費やすのはもしかしたら効率が悪いかもしれませんが、おかげで小テストは高得点が取れるようになり、英語の定期テストでも高得点が取れるようになりました。

センター試験は最後の長文読解から解く

しかし、模試では英語の偏差値は60を越えませんでした。

私は単語と文法は得意なのですが、長文読解が苦手なのです。

先生が「単語がわかれば長文読解はできる」的なことを言っていました。

確かに単語がわかればその分スムーズに長文を読むことができますが、問題の答えが書いてある箇所をあの量の文章から探すのは大変でした。

高校3年生のときは駿台の大学入試センター試験実戦問題集英語をやりました。

いわゆる青本です。

センター形式の問題集を解いているうちにあることに気がつきました。

それはセンター形式の英語は後ろから解いたほうが良いということです。

長文読解は配点が大きく、発音・アクセントや文法は配点が低いので、長文読解に時間をかけるべきです。

そのやり方でセンター形式の英語の点数が上がりました。

高校2年生の2月の進研マーク模試の英語の筆記は92点でしたが、高校3年生の9月のときは120点でした。

正直な話、発音・アクセント問題は捨てて良いと思います。

文法はそこそこ勉強すべきです。

長文読解はスムーズに文章を読むために英単語の勉強をすべきですが、同じ文章を何回も読むのも効果的です。

私も先生に同じ文章を何回も読まされました。

英語は勉強すれば結果が出る教科ですので、みなさん頑張ってください。


ペンネーム:ふっさんさん(19歳・男性・学生)
英語レベル:英検準2級


ふっさんさん、投稿ありがとうございました。

高校英語での独自の学習方法から、センター試験での得点アップのコツについて体験談をいただきました。

コーパス4500は、東京書籍出版のフェイバリット英単語・熟語(テーマ別)コーパス4500のことですね。

学校指定で採用されることが多い英単語帳のようです。

シリーズはコーパス1800コーパス3000、そしてコーパス4500です。

大学入試対策の英単語帳といえば、このコーパス4500と、システム英単語(シス単)ターゲット1900速単英単語あたりが有名で定番ですね。

それぞれ長所短所がありますが、コーパスシリーズの良いところは、テーマや類義語でグルーピングしてある点です。

また今の時代であれば、英単語学習でおすすめなのはスマホアプリです。受験対策にも十分通用すると思いますよ。

えいぽんたん

えいぽんたんについては、こちらの記事で詳しく書いています。
iPhoneアプリ「えいぽんたん」を4ヶ月続けてみた感想 英単語学習に効果大

キクタンBasic・Advanced、Super

受験対策でしたら、Basic~Advancedあたりまでです。
単語と例文の音声もついてます。効果的な復習機能やチャンツ、クロスワードなど搭載されて上手く記憶できるようになっています。

アプリのメリットは、気軽に空き時間を利用して学習できるところです。

限られた時間の中で学習が必要な受験勉強では、小さな空き時間を有効活用できることが大きな武器となります。

 

また、英単語学習で大事なことを以下の通りです。

同時に発音も聞ける教材選ぶこと

視覚だけでなく、聴覚でもインプットすることで、忘れづらくなります。

接頭語や接尾語を意識して、語源を理解しながら覚えること

英単語は、接頭語+語幹+接尾語でできています。接頭語と接尾語さえ全部覚えてしまえば、新しい単語に出会ったときに、ある程度意味が予測できるようになります。また語源を覚えると記憶定着が早まります。

例文も同時に読んで、実際の使われ方を覚えること

文章の中で単語を覚えるやり方です。例文や単語同士の結びつきで覚えると、単語のニュアンスが見えてきます。

一回では覚えられないのは当たり前と考え、定期的に何度も繰り返す

記憶は、染め物のイメージです。一回目は超薄ピンクですが、2回、3回、4回と染め抜いていくと真っ赤になります。そして、一度真っ赤になった染物は白に戻ることは絶対にありませんが、薄ピンクくらいですと時間がたつと白に戻ってしまいます。

 

受験英語の学習法と社会人になってからの英語学習方法では、目指す目標が全く異なるのでやり方や時間の使い方が違ってくると思います。

でも、社会人になってからでも、英単語力に自信のない場合は、上記のような英単語帳やアプリを上手に使うことで、英語の基礎力を上げられます。

英単語力アップ(ボキャビル)は、英語学習の中でも大きな部分を占めるものなので、地道にコツコツあげていきたいですね。




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