英語学習の基本は英文の暗唱にあり

英語の勉強をする上で最も王道と言えるのは、やはり英文の暗唱です。

決して長い文章を暗記する必要はありません。

基本的な短い英文を700個ほど暗唱できれば、それが意外なほど英語力の飛躍につながっていくのです。

基本英文には、英語力を伸ばしてくれるための様々なエッセンスが含まれています。

例えば、英文を暗唱することによって、英語独特のリズムが身につきます。

当然発音もよくなっていきます。

また、英文解釈における構文のレパートリーも増え、実際に訳していく際にも大変役立ちます。

そして、何より、英作文を書くときに絶大なる力を発揮するのです。

よく「英作文」は「英借文」と言われ、自分で一から英文を考えて書くよりも、暗記している基本英文から借りてくることによって解答するのが得策であるとよく言われてきましたが、まさにその通りで、暗記した英語の短文は、文法的にもしっかりした間違いのない文ですから、それを引用して解答することで、正答率は格段に高まります。

そして、一度暗記した英文は、何年経っても意外なほど体にしみついているもので、海外へ行った際にも、英語が自然と流れるように口から出てくるのです。

そしてそれが同時にリスニング力にもつながっていくので、英語力の連鎖反応というのはおもしろいのです。

英語は、読むだけではなく、話したり、聞いたりできるようにならなければなりません。

こうした英語の総合力を高めていく上において、基本英文の暗唱というものは、非常に中核をなす勉強方法となるのです。

あとは、できれば、暗記した英文を実際に書いてみる訓練を繰り返せば、単語力も身につきますので、さらにありがたいことになるのです。

英文の暗唱というのは、とても大変なことのように思えるかも知れませんが、意外なほど簡単なのです。

たとえば電車に乗っている時間を利用して覚えるのも1つの方法ですし、寝る前のちょっとした時間を利用するのもよいかも知れません。

ただ、できれば、暗唱する際、実際に声に出して覚えるのが基本ですが、それをテープなどに録音して耳で聴いたり、手で書いてみたりなど、いろいろな感覚器官をフルに使って覚えることをおすすめします。

これは単語を暗記する場合も同じですが、1つの感覚器官だけに頼ってしまうと、万一忘れてしまった場合になかなか思い出せないからです。

ですから、何度も何度も、いろいろな角度から1つの英文を体に覚え込ませるように心掛けて学習すると、飛躍的に英語力は伸びていきます。

英語は苦手だから無理だと諦めている人には特におすすめします。


ペンネーム:GENさん(50代前半男性)
英語レベル:英検2級





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