私が高校受験の頃にしていた英語の勉強法で、とても役に立った方法をご紹介します。
それは、子ども向け小説の英語版を読むことです。
高校や大学受験のための英語を勉強する際に、一番辛いことは、ボキャブラリーを増やすことだと思います。
英単語を無理やり機械的に頭に詰め込んでもすぐに忘れてしまうので、長期の受験勉強においては役に立ちませんよね。
そこで、英単語のボキャブラリーを増やすには、短期ではなく長期記憶になるように、印象に残る覚え方をする必要が出てきます。
よく記憶法のコツで言われるように、エピソードや体験と共に身聞きしたことは、記憶に残りやすいそうです。
とは言え、英語を交える体験の場を作るのはなかなか難しいので、英語で書かれた面白い小説を読むことが、お手軽かつ効果的なのです。
小説の主人公と一緒に、冒険をしたり恋愛を疑似体験することで、そのシチュエーションに出てくる会話や単語が、実に不思議なくらい簡単に覚えることができ、長期間忘れられないものになります。
興奮したり感動したりしながら読んでいて、その場面の絵を頭に思い浮かべるので、記憶に残りやすいのだと思います。
勉強という嫌々する辛い任務ではなく、エンターテイメントを楽しむ気分で読めたら辛くないですし、受験勉強の合間のリフレッシュにもなるので、一挙両得ですね。
私が読んで面白かったのが、「トム・ソーヤの冒険」や「足ながおじさん」、「小公女」、「若草物語」などの子ども向け小説です。
ジュニア小説といったジャンルですね。
日本でも小学生くらいの子どもが読む本なので、幼稚語ではなく、大人が話す単語で、かつそれらが難しすぎない英単語や文章で書かれているので、受験や英検などを目指す人にはちょうど良いレベルで役に立ちます。
英語圏の小説ももちろんいいのですが、「ぼっちゃん」などの日本の文学小説などもおすすめです。
これは日本語独特の表現が、英語ではどのような表現になるのか、意外な発見があって勉強になります。
こういった経験は、英文作成の参考になると思います。
子ども向け小説に慣れてきたら、次は私は、推理小説に挑戦しました。
すると、前述の小説とは違った世界の、新たな単語にたくさん出会えます。
推理小説は、人の感情に関わる単語が多いので、小説の場面の人物の感情とともにそのような単語を覚えることができますよ。
こういった推理小説は、ペーパーバックと言う形式で本屋にコーナーがありますので、大型書店に行ってみて、読めそうな内容の本をパラパラとめくってみてください。
意外と読めることに驚かれるはずです。
ペンネーム:ぽんぽんさん(30代後半女性)
英語レベル:日常会話レベル、英検2級
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