英語脳メルマガ 第02530号 And 17 years later I did go to college. But I naively chose a college that was almost as expensive as Stanford の意味は?

スティーブジョブズ学生時代

今日も英語脳で英語を読む練習をしていきましょう!

一日一文“英語脳”で読む英語上達法
2016年3月12日(土)号
VOL.2530

本日の例文

毎週土曜日は、2005年スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の卒業式で学生に贈った有名な演説からの引用です。
Stay Hungry. Stay Foolish.

And 17 years later I did go to college. But I naively chose a college that was almost as expensive as Stanford, and all of my working-class parents’ savings were being spent on my college tuition.

今日の予習

naively
音声
ナ・[イ]ーヴ・リ
世間知らずにも,あどけなく,純朴にも

chose
音声
チョウズ
choose チューズの過去形

Stanford
音声
スタン・フォードゥ
スタンフォード大学

working-class
労働階級の

saving
音声
セイ・ヴィング
貯金

be spent on ~
~に費やされる

tuition
音声
テュー・[イ]・ション
授業料,月謝

college tuition
大学の授業料


引用元:Steve Jobs’ 2005 Stanford Commencement Address – Stanford University

2005年、スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の卒業式で学生に贈った有名な演説からの引用です。
養子に出されたジョブズは17年後に、生みの母親との約束通り大学(リード大学)に行くことなります。

And 17 years later I did go to college. But I naively chose a college that was almost as expensive as Stanford, and all of my working-class parents’ savings were being spent on my college tuition.
で「そして17年後に私は実際に大学に行くことになりました。しかし世間知らずにもスタンフォード大学とほぼ同じくらい高い学費の大学を選んでしまい、労働者階級の両親の貯蓄は私の授業料ですべて使われてしまいそうになっていました。」という意味になります。

I did go to college で「私は実際に大学に行った」となります。
did(do) は強調の意味で、「実際に、本当に」という意味合いになります。
例:You didn’t say that. I did say that.「言わなかったじゃないか。いや、ちゃんと言ったよ。」

naively は「うぶにも、世間知らずにも」という意味の副詞です。
形容詞形は naive ナイーヴで「うぶな、純朴な、バカ正直な」という意味になります。
カタカナ語で使われるナイーブとはちょっと意味合いが違いますので注意しましょう。
例:naive person「世間知らずな人」、asked a naive question「素朴な質問をする」

a college that was almost as expensive as Stanford で「スタンフォードとほとんど同じくらい高額な大学」となります。
as ~ as … で「…と同じくらい~な」という意味になります。
almost は「ほとんど、ほぼ」という意味の副詞です。

all of my working-class parents’ savings で「労働者階級の両親の蓄えのすべて」となります。
working-class は「労働者階級の」という意味で、資産家と対比して「低賃金の」という含みがあります。
saving は「貯金、貯え」という意味です。
動詞形は save で「貯える、貯金する」です。

were being spent on my college tuition で「私の大学の授業料に費やされてしまいそうになっていた」という意味です。
進行形なので「費やされてしまった」ではなく、「~されそうになっていた」という意味です。
例:I’m dying.「私はもう死にそうです。(死にそうなくらい辛いです。)」
tuition はテューイションは「授業料、月謝」という意味の名詞です。頻出する言葉ですのでしっかり覚えておきましょう。
例:I worked to earn my tuition money「私は働いて学費を稼ぎました。」

それではまず文節に分けて日本語に訳し内容を理解して下さい。

And 17 years later
そして17年後

I did go to college.
私は本当に大学に行きました

But I naively chose a college
しかし世間知らずにも私は~な大学を選んだ

that was almost as expensive as Stanford,
スタンフォードと同じくらい学費の高い(大学を)

and all of my working-class parents’ savings
それで労働者階級の両親の全貯金は

were being spent
使われてしまいそうになっていた

on my college tuition.
私の大学の授業料に

今度は「頭の中で」一行ずつ日本語に訳しながら…

And 17 years later

I did go to college.

But I naively chose a college

that was almost as expensive as Stanford,

and all of my working-class parents’ savings

were being spent

on my college tuition.

次はいちいち日本語に訳さずに読んでみましょう。

And 17 years later
I did go to college.
But I naively chose a college
that was almost as expensive as Stanford,
and all of my working-class parents’ savings
were being spent
on my college tuition.

では最後に日本語に訳さずにこの文章の情景を思い浮かべられるようになるまで繰り返し読んでみてください。目を閉じて暗唱できるようになったら完璧です。

And 17 years later
I did go to college.
But I naively chose a college
that was almost as expensive as Stanford,
and all of my working-class parents’ savings
were being spent
on my college tuition.

Good job!
英語脳で読めましたね。今日も一歩、あなたはネイティブスピーカーに近づきました。おめでとう!

復習:日本語から英語を思い出してみましょう。

そして17年後

私は本当に大学に行きました

しかし世間知らずにも私は~な大学を選んだ

スタンフォードと同じくらい学費の高い(大学を)

それで労働者階級の両親の全貯金は

使われてしまいそうになっていた

私の大学の授業料に

今日のつぶやき

ジョブズが半年だけ通ったリード大学は、オレゴン州ポートランドにある1908年創立の大学です。
ジョブズは生まれ故郷のカリフォルニアから離れて2年間をこのポートランドで過ごしました。
のちに生まれた息子にリード(Reed)と名付けているそうで、この大学に対する恩というか感謝の気持ちが強かったようです。
http://noren3.com/enjoy/reed-college1/

毎日の継続が第一です。
それではまた明日!

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編集:こばやし

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