今日も英語脳で英語を読む練習をしていきましょう!
一日一文“英語脳”で読む英語上達法
2017年7月22日(土)号
VOL.3028
本日の例文
毎週土曜日は、2005年スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の卒業式で学生に贈った有名な演説からの引用です。
Stay Hungry. Stay Foolish.
Beneath it were the words: “Stay Hungry. Stay Foolish.” It was their farewell message as they signed off.
今日の予習
口beneath
音声
ビ・[ニ]ース
下に,その下に
■Stay Hungry
貪欲であれ
■Stay Foolish
馬鹿であれ,無知であれ
口farewell
音声
フェア・[ウェ]ォ
別れの,さよならの
口sign off
音声
締めくくる,終了する,最後に書く
※
引用元:Steve Jobs’ 2005 Stanford Commencement Address – Stanford University
Beneath it were the words: “Stay Hungry. Stay Foolish.” It was their farewell message as they signed off.
で「その下にその言葉がありました。ハングリーであれ、馬鹿であれ。それが彼らの雑誌の締めくくりのお別れのメッセージでした。」という意味になります。
前回の文を確認したい方はこちらから。
https://www.eigonou.net/backnumber/03021/
beneath ~ で「~のすぐ下に」という意味になります。。
beneath は前置詞で「~の下に」です。
例:beneath the moon「月の下で」、from beneath the seat「シートの下から」
Stay Hungry. Stay Foolish はすでに有名な言葉ですね。
stay は「~のままでいる」という意味の動詞です。
hungry は「お腹がすいた」ですが、「ハングリー精神のある」という意味です。。
foolish は「愚かな、ばかな」です。
名詞形は、fool で「愚か者、ばか」です。
It was their farewell message で「それが彼らのサヨナラのメッセージだった」です。
farewell は「さよならの、お別れの」という意味の形容詞です。
例:farewell address「辞任演説」、farewell kiss「サヨナラのキス」、farewell party「送別会、お別れパーティー」
as they signed off で「彼らが最後を締めくくる際の」
sign off は「締めくくる、終わりにする」です。
手紙の最後に書く、契約書の最後に署名する、テレビ番組などを締めくくる、死ぬという意味があります。
例:I nearly signed off.「危なく死にかけたよ」
それではまず文節に分けて日本語に訳し内容を理解して下さい。
Beneath it
その下に
were the words:
その言葉がありました
“Stay Hungry. Stay Foolish.”
ハングリーであれ、愚かであれ
It was their farewell message
それが彼らの別れのメッセージでした
as they signed off.
最後を締めくくる
今度は「頭の中で」一行ずつ日本語に訳しながら…
Beneath it
were the words:
“Stay Hungry. Stay Foolish.”
It was their farewell message
as they signed off.
次はいちいち日本語に訳さずに読んでみましょう。
Beneath it
were the words:
“Stay Hungry. Stay Foolish.”
It was their farewell message
as they signed off.
———–
では最後に日本語に訳さずにこの文章の情景を思い浮かべられるようになるまで繰り返し読んでみてください。目を閉じて暗唱できるようになったら完璧です。
————-
Beneath it
were the words:
“Stay Hungry. Stay Foolish.”
It was their farewell message
as they signed off.
Good job!
英語脳で読めましたね。今日も一歩、あなたはネイティブスピーカーに近づきました。おめでとう!
復習:日本語から英語を思い出してみましょう。
その下に
その言葉がありました
ハングリーであれ、愚かであれ
それが彼らの別れのメッセージでした
最後を締めくくる
今日のつぶやき
Stay Hungry. Stay Foolish
は、ジョブズの言葉ではなく、The Whole Earth Catalogue に載っていた言葉だったんですね。
毎日の継続が第一です。
それではまた明日!
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編集:こばやし
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こばやし様
ご丁寧に解説していただき、誠にありがとうございます。
ずっと困っている質問がございますが、お答えいただければ幸いです。
ジョブスのスピーチにも、スタンフォードのスクリプトにも「Beneath it were the words」と書いてあるのは確実なんですが、なぜ動詞が「was」ではなく、「were」なんでしょうか。
お手数をおかけしますが、教えていただけないでしょうか。
ちん
コメントありがとうございます。
おそらく、
Beneath it, (there) were the words.
となるのでは、と思います。
間違っていたらすみません。