英語の西暦(年号)の読み方をマスターしよう!2024年って英語でどう読む?

新年あけましておめでとうございます!(2024/1/15更新)

早速ですが、年号(西暦)の読み方、英語ではどう読むのでしょう?

2024年は?
2001年は?
1999年は?

英文を読んでいると、よく登場する西暦(4けたの数字)。
あれ?どう読むんだっけ、と読み方がパッと出てこないときありませんか?
そのままにしておくと、年号に出会う度につっかえてリーデングスピードを遅くする原因にも、聞き取りの障害にもなってしまいますよね。
今回はこの、西暦の読み方の「アルゴリズム」をしっかりマスターして、年号がたくさん登場するこむずかしい英文(歴史系の文章など)でもスラスラと読めるようになりたいと思います。

西暦の読み方
西暦の読み方を徹底マスター

この記事は以下のようなネイティブスピーカー発信の情報を参考にしております。
How to Say Years in English
How to say the YEAR in English

基本の数字の読み方

ではまずは基本から。通常の数字の読み方です。
1998 = one thousand / nine hundred / and ninety eight
実はこの読み方でも、頭に the year of ~ などを付ければ「1998年」という意味でしっかりと通用します。
とても丁寧な読み方になります。
しかしこれではあまりにもまどろっこしいぞということで、以下のような省略した読み方が一般的になっています。

1. 基本の省略方法

基本は、二桁に分けて読みます。

19 98 = nineteen / ninety eight
19 76 = nineteen / seventy six
14 83 = fourteen / eighty three
18 99 = eighteen / ninety nine
04 32 = four / thirty two

この二桁に区切る読み方今現在もっとも一般的な西暦の読み方となりますのでしっかりマスターしておきましょう。
3桁の時は、1ケタ:2ケタで分けます。

音声で確認(1999)
音声で確認(1997)
音声で確認(1996)
音声で確認(1990)

二桁:二桁に分けて読む
二桁:二桁に分けて読む

2. 百の位が0の時

次に100の位が0の時の読み方です。
2000年以降はこの形の使用頻度が高いですね。

2010 = two thousand (and) ten
1013 = a thousand (and) thirteen
2015 = two thousand (and) fifteen
2001 = two thousand (and) one
2014 = two thousand (and) fourteen
2023 = two thousand (and) twenty three
2022 = two thousand (and) twenty two

100の位が0の場合は、2ケタ分割方式から外れて、thousand が使われて上の例のような読み方をします。通常の数字の読み方と同じですね。

しかしこの場合も、1. の2ケタ分割方式で、
2024 = twenty / twenty four
2023 = twenty / twenty three
2022 = twenty / twenty two
2015 = twenty / fifteen
2014 = twenty / fourteen
と読む人はかなり多いです。特に2020以降はほとんどこの形で読まれているようです。

※個人的に、2001~2012 までは2.の方式(two thousand and one ~ two thousand and twelve)で、2013~は1.の方式(twenty thirteen)を使うことにしています。

音声で確認(2014)
音声で確認(2010)
音声で確認(2001)

ネイティブスピーカーの人たちが実際どのように読んでいるかを細かく調べるには、YouGlishが非常に便利です。
リンク先に飛んで検索フォームに「2024」や「2013」または「2009」などと打ち込んで検索ボタンを押してみましょう。
いろいろな人がその単語を話す動画を多数見つけてきてくれますので、どれくらいの割合の人が同じ読み方をしているかを簡単に調べられますよ。

3.十の位が0の時

次に10の位が0の時の読み方です。

2002 = twenty oh two または two thousand (and) two
1903 = nineteen oh three
1805 = eighteen oh five
0407 = four oh seven または four hundred (and) seven

10の位が0の時も2ケタ分割方式です。
しかし上の twenty と下の two だけだと、twenty two で 22 になってしまうので、02 と明示するために oh(0を意味する) を挿入します。

音声で確認(2003)
音声で確認(1904)
音声で確認(1901)
音声で確認(1900)

余談

余談ですが、古い書物や、かしこまったシーンでは、
1492 = fourteen hundred and ninety-two
1356 = thirteen hundred and fifty-six
というように hundred が残った読み方・書き方をすることも見受けられるそうです。
ということはまず最初に thousand が省略され、その後、百の位 hundred and も省略され、現在は上の様な読み方に落ち着いたというのが、歴史的な流れだと推測できますね。

直近の年一覧

利用頻度の高い直近の年の読み方一覧をまとめておきます。

2024 = twenty-twenty four または two thousand (and) twenty four
2023 = twenty-twenty three または two thousand (and) twenty three
2022 = twenty-twenty two または two thousand (and) twenty two
2021 = twenty-twenty one または two thousand (and) twenty one
2020 = twenty-twenty または two thousand (and) twenty
2019 = twenty-nineteen または two thousand (and) nineteen
2018 = twenty-eightteen または two thousand (and) eightteen
2017 = twenty-seventeen または two thousand (and) seventeen
2016 = twenty-sixteen または two thousand (and) sixteen
2015 = twenty-fifteen または two thousand (and) fifteen
2014 = twenty-fourteen または two thousand (and) fourteen
2013 = twenty-thirteen または two thousand (and) thirteen
2012 = two thousand (and) twelve または twenty-twelve
2011 = two thousand (and) eleven または twenty-eleven
2010 = two thousand (and) ten または twenty-ten
2009 = two thousand (and) nine または twenty-oh nine
2008 = two thousand (and) eight または twenty-oh eight
2001 = two thousand (and) one または twenty-oh one
2000 = two thousand
1999 = nineteen-ninety nine
1998 = nineteen-ninety eight



1910 = nineteen-ten
1909 = nineteen-oh nine
1908 = nineteen-oh eight
1900 = nineteen-hundred

二桁区切りの読み方は西暦だけではない

なんと、この二桁区切りの読み方は、年の読み方だけではなく実にいろいろな日常生活のシーンで使われているようです。
バスの停留所の番号(#755)や、値札($1999)などなど。フォーマルではない口語(話し言葉・一般会話)では、こちらの方が数字の読み方として一般的なんだそうです。
詳しくはこちら、アメリカ在住のうろこさんのサイトで
参照:オンタノ英会話
現地の話し言葉については、日本にいると触れることが難しいのでこういう情報はとてもありがたいです。
とても勉強になりました!


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