英語耳にするために、お金を掛けずに効果的に

魔法のリスニング
魔法のリスニング

ワイワイさんから投稿いただいた「みんなの英語学習法」です。
リスニングの基本を学ぶ本と、学習方法として「聞々ハヤえもん」というPCフリーソフトを紹介していただきました。


英語学習と言えば、正直、金と時間を掛ければ掛けるほど、基本的には上達するというのが、残念ながら事実であることは間違いありません。

ネイティブとの英語漬けの時間を長く(当然、ある程度文法やボキャブラリー、単語力を増やす学習をしなくては、絶対本当の意味での英語上達はあり得ませんので、そちらの学習も平行して行う必要がありますが)することが重要です。

本格的な留学は勿論、国内での学習においても、長期間、且つできるだけ頻度を高くしてネイティブの英語に慣れ親しむことが、もっとも有効な学習でしょう。

しかし、残念ながらそういうことをしようと思うと、かなりの費用が掛かってしまいます。

一方で、当然ですが独学でとなると、スピーキング等において上達しようとなると、かなり厳しいと思います。

直接的にネイティブと対峙して会話する訓練が必要でしょう。

しかし、喋ることができるかどうか以前に、まず「聴き取る」ことが英語においての難関となっている人が多いのではないでしょうか?

喋るというのは、案外発音が悪くてもなんとかなったりするものです。ある程度単語力やボキャブラリーがあれば、ニュアンスで伝わる場合もあるからです。

しかし、聴き取るとなると、特に英語は発音が日本語とかなり乖離していますので、単語力やボキャブラリー力があっても、喋ることよりとっつきにくいのではないでしょうか?

実はそこの部分については、独学でも「ある程度」までは実力を高めることが可能かと思います。

そしてそんなにお金も掛けなくて済みます。

一応言っておきますが、本格的に英会話を極めたいという方とは無縁で、ある程度までのリスニング力を、お金を掛けずに身につけたいという方へのアドバイスになります。

英語独特の発音を理解する

まず、英語独特の発音がどういう「理屈」で成り立っているか知ることが近道となります。

日本語と違って英語は「子音」の発音が大量にあり、アクセントによって聞こえ方もかなり違ってくるからです。

そして、幾つかの単語をまとめて発音した時に起こる発音の変化のパターンを知っておく必要があるでしょう。

どんなに単語やボキャブラリーの知識があっても、これを知らないと対応できないケースがほとんどだと思いますね。

ここが自分主導の「喋り」とは違う部分です。

相手に合わせないと行けませんから。

まず基本としてそこを抑えましょう。

英語リスニングの入門書

入門書としては、「魔法のリスニング」(著者リサ・ヴォート)がオススメです。

魔法のリスニング(リサ・ヴォート)
魔法のリスニング(リサ・ヴォート)

あくまでも入門書ですが、英語の発音の重要な点が抑えてあり、特に連続した単語の発音の変化がわかりやすい本です。

当たり前ですがCDも付いていますので、自分が話す際にネイティブに近い発音を会得するのにも使えると思います。

音声はゆっくりとネイティブのナチュラルスピードの2つが収録されており、慣れやすいと思います。

英語リスニングの実践トレーニング

さて、問題はここからです。

それにより、リスニングの基礎的な「コツ」を習得したら、今度はより実践的なトレーニングが必要になります。

ここでもお金を掛けたくありません。

ここでは教材としてのCDはなんでも良いのですが、「再生速度を変化」させるソフトを導入しましょう。

私はパソコンでやったので、パソコン用のソフトを前提にお話します。

勿論「フリーソフト」ですから余計な料金は一切掛かりません。

私が使ったのは「聞々ハヤえもん」というフリーソフトですね。

「窓の杜」と言うフリーソフトを大量に扱っているサイトにあるソフトでもありますので、ウイルス等は問題ないと思いますが、導入の際にはご自分で責任を持ってきちんとチェックしてください。

ダウンロードサイトには直接リンクいたしませんので、ご自分で検索してダウンロードしてください(窓の杜サイトからダウンロードする方が良いとは思います)

ダウンロードすると、WAVEやMP3形式のソフトを速度を色々変えて再生することが可能になります。

因みにCDからWAVEやMP3形式への変換についてはご自分でお調べください。難しくはありませんので。

そして重要なのが、このソフトは「音程」も変えられるということですね。

再生速度を速くすると何やら違和感のある声になったりしますから、そこの調整が可能になります。

こうすることで、ネイティブの発音のコツを理解した上で、更にナチュラルスピードより速い速度を体験し、より効果的にリスニング力を上げることが可能になります。

勿論、速いスピードで聞き取っていると、内容把握力も、ナチュラルスピードより更により速い理解力を必要とされますから上がります。

つまり発音聴き取りなどのトレーニングだけでなく、純粋に英語聴解能力も上がるということです。

ここまで挙げた事例はあくまで、聴き取りに特化した学習法ですが、特にTOEICレベルであれば、かなり効果的な学習方法だと思います。

私もTOEICのリスニングが余り得意ではなかったのですが、これで50前後スコアが上がりましたので、「資格」系の学習にも使えると思います。


ペンネーム:ワイワイさん(41歳・男性・自営業)
英語レベル:TOEIC760点レベル


ワイワイさん、投稿ありがとうございました。

魔法のリスニング(著リサ・ヴォート)は初めて聞きました。

アマゾンのレビューを読んでみましたが興味深い本ですね。

僕も聞き取りはあまり自信がないので、早速「今後の実践リスト」に加えました。

著者のリサ・ヴォートさんは、アメリカワシントン州生まれで、現在は日本に在住。株式会社MC Planning, Inc. 取締役です。
NHKの英語講座などにも出演し英語学習の著作も多数あります。シロクマの写真集でも有名でとにかく多彩な才能を持っている方のようです。

こんな記事見つけました。
スペシャル対談 リサ・ヴォート×滝川クリステル

また、音声スピードを変更するソフトのご紹介ありがとうございます。

ワイワイさんが紹介してくれたのはパソコン用のソフトですが、スマホをよく使う人はスマホのアプリでも同じような機能のものが多く出ておりますので、そちらを使ってもいいかと思います。

僕は以下のアプリを使っています。

Cloud Beats

Dropbox、onedrive、googledriveなどクラウドフリーストレージに置いた音声ファイルを再生するソフトですが、音声スピードの調節機能もついています。
僕はこれで今DUO3.0を半年くらい仕事の行きかえりに聞いています。




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