よく英語の単語が覚えられないという話を聞きます。
英語力は決して単語力ではありませんが、それでも全く知らない単語ばかり並んでいたのでは、いくらきれい事を言ってみても太刀打ちできませんよね。
そこで、効率的な英単語の覚え方について少し説明したいと思います。
人間にはいろいろな感覚器官があります。
目、耳、鼻などですね。
こうしたものを全て使ってみるのです。
つまり、単語を目で見て口でしゃべって、それを録音して耳で聴いて、さらには手で書いてみるのです。
こうして一つの単語を様々な角度から体に刷り込んでいくのです。
そして、これらの感覚器官のうち、最も記憶力がいいのは、鼻、つまり嗅覚なのです。
我々は例えば、smokeという単語を目にしたとします。
そこで訳語の「煙」という日本語を思い出します。
そして次に「臭い」という匂いを連想するでしょう。
しかし、これでは遅いのです。
もっと言えば、いちいち頭の中で日本語に訳していてはいけないのです。
なぜなら、そんなことをしていては、ナチュラルスピードの会話に絶対についていけないからです。
ではどうすればいいのでしょうか。
まずsmokeという単語の「アルファベットの並び」を見たら、同時に、煙の匂いを連想するのです。
そしてその後に、もし必要であれば日本語に訳して「煙」とすればいいのです。
こうして、アルファベットの並びと匂いを直接結びつけて体に覚え込ませることによって、いつまで経ってもその単語の意味を忘れないでいられるのです。
これは嗅覚だけでなく味覚でも同じことがいえます。
例えば、appleという字面を見たら、「りんご」という日本語を思い浮かべて、その後に「酸っぱい」という味覚を連想していたのでは遅すぎるのです。
まずappleという字面を見た瞬間に「酸っぱい」イメージを連想しなければなりません。
日本語を間に挟んではいけないのです。
そもそもネイティブスピーカーは、間に日本語など挟むはずありませんよね。
我々が「りんご」という文字を見た瞬間に「酸っぱい」というイメージを連想するのと同じです。
よく、日本人は、ネイティブスピーカーの会話速度についていけないのは、いちいち日本語に訳しているからだと言われますがまさにその通りです。
そして、英単語とその匂いや味覚を直接結びつけることによって、何年経ってもその単語の意味は忘れないのです。
万一、日本語訳を忘れたとしても、英文を理解する上では特に大きな支障とはなりませんので心配無用です。
皆さんも一度やってみて下さい。
ペンネーム:catsさん(50代前半男性)
英語レベル:英検2級
- 目標:日常英会話 | 資格取得
- 分野:リーディング(読解力)
- 場所・ツール:単語帳
- 英語学習法:ボキャビル・語彙増強
- 英語レベル:中級
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