英語脳メルマガ 第05527号 They placed a Norman king on the English throne の意味は？

今日も英語脳で英語を読む練習をしていきましょう！

一日一文“英語脳”で読む英語上達法
2024年5月25日（土）号
VOL.5527

本日の例文

TED-Edより「How did English evolve?（英語はどのように進化したのでしょうか？）」です。

They placed a Norman king on the English throne and for three centuries, French was the language of the British royalty. Society in Britain came to have two levels: French-speaking aristocracy and Old English-speaking peasants.

今日の予習

□Norman
音声
[ノ]ー・マン
ノルマン人

□throne
音声
ス[ロ]ウン
王座、王位、国王

□royalty
音声
[ロ]イ・アゥ・ティ
王族、皇族

■come to do ～
～することになってしまう

□aristocracy
音声
アリ・ス・[タ]ク・ラ・スィ
貴族、貴族社会

■Old English
古英語

□peasant
音声
[ペ]・ザントゥ
田舎者、小作人

※
引用元：How did English evolve? – TED

They placed a Norman king on the English throne and for three centuries, French was the language of the British royalty. Society in Britain came to have two levels: French-speaking aristocracy and Old English-speaking peasants.
で「彼らはノルマン人の王をイギリスの王に据え、300年にわたってフランス語が英王室の言語となりました。イギリス社会は２つの階級を持つことになってしまいました。フランス語を話す貴族階級と、古英語を話す小作人階級です。」という意味になります。

前回の文を確認したい方はこちらから。
http://www.eigonou.net/backnumber/05520/

They placed a Norman king on the English throne で「彼らはノルマン人の王を置いた、英国の王座に」です。
place ～ on … で「…に～を置く、据える」です。
throne スロウンで「王座、権力の座」です。
and ～「そして～」
for three centuries, で「3世紀の間」
French was the language of the British royalty. で「フランス語がイギリス王室の言語であった」です。
the British royalty で「英国王室」です。
royal [ロ]イォで「王室の、王家の」という意味の形容詞。
royalty [ロ]イアゥティで「王族、王家、皇室」です。

Society in Britain で「イギリスの社会は」
came to have two levels で「二つの階級を持つことになってしまった」
come to do ～ で「～することになってしまう」という意味のコロケーションです。
例：You’ll come to regret it if you marry him.「もし彼と結婚したら最後には後悔することになるよ。」
コロン（:）で「それはつまり～」
French-speaking aristocracy で「フランス語を話す貴族階級」
and ～「と～」
Old English-speaking peasants. で「古英語を話す小作人階級」です。
aristocracy アリス[タ]クラスィで「貴族階級、貴族社会」です。
貴族ひとりひとりを言うときは、aristocrat ア[リ]ストゥクラトゥ「貴族（の人）」です。
peasant ペザントゥで「小作人、農民、百姓」です。
例：peasant riot「百姓一揆」

それではまず文節に分けて日本語に訳し内容を理解して下さい。

They placed
彼らは～を据えました

a Norman king
ノルマン人の王を

on the English throne
英国の王座に

and
そして

for three centuries,
三百年の間

French was the language of the British royalty.
フランス語が英国王室の言語でした

Society in Britain
イギリスの社会は

came to have two levels:
２つの階級を持つことになってしまった

French-speaking aristocracy and
つまり、フランス語を話す貴族階級と

Old English-speaking peasants.
古英語を話す小作人階級です

今度は「頭の中で」一行ずつ日本語に訳しながら…

They placed

a Norman king

on the English throne

and

for three centuries,

French was the language of the British royalty.

Society in Britain

came to have two levels:

French-speaking aristocracy and

Old English-speaking peasants.

次はいちいち日本語に訳さずに読んでみましょう。

They placed
a Norman king
on the English throne
and
for three centuries,
French was the language of the British royalty.
Society in Britain
came to have two levels:
French-speaking aristocracy and
Old English-speaking peasants.

では最後に日本語に訳さずにこの文章の情景を思い浮かべられるようになるまで繰り返し読んでみてください。目を閉じて暗唱できるようになったら完璧です。

They placed
a Norman king
on the English throne
and
for three centuries,
French was the language of the British royalty.
Society in Britain
came to have two levels:
French-speaking aristocracy and
Old English-speaking peasants.

Good job!
英語脳で読めましたね。今日も一歩、あなたはネイティブスピーカーに近づきました。おめでとう！

復習：日本語から英語を思い出してみましょう。

彼らは～を据えました

ノルマン人の王を

英国の王座に

そして

三百年の間

フランス語が英国王室の言語でした

イギリスの社会は

２つの階級を持つことになってしまった

つまり、フランス語を話す貴族階級と

古英語を話す小作人階級です

今日のつぶやき

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毎日の継続が第一です。
それではまた明日！

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編集：こばやし