英語のリズムを掴むと英語学習が楽しくなる

メディコゥさんから投稿いただいた「みんなの英語勉強体験談」です。
フォワード新高校英語、ＮＨＫリトルチャロ、そしてＮＨＫスーパープレゼンテーションについて紹介していただきました。

英語学習のきっかけ

自営業で、特に外国人の方と接する機会のある職種ではありませんが、前々から英語学習には興味がありました。
というのも、もともと学生時代には英語が得意な科目で、当時は国際的に活躍できるような仕事に就くのが夢でした。
まあいろんな事情で現在の職に就いているのですが、時折そんな若かりし頃の夢を思い出していたものです。
そんなある日、自転車で近くのコンビニに向かっているときのことですが、東南アジア風の女性の方に病院の場所を尋ねられました。
ほとんど片言の日本語で、時折英語を織り交ぜており、「ビョーイン、ホスピタル、チカク、ドコ？」みたいな感じの訪ね方でした。
ホスピタル？と尋ね返すと英語が通じると思ったのでしょう、英語のみで話し始めましたが、正直さっぱりわからず、なんとなく近くの病院へ行きたいんだなということは理解できたので、なんとか案内はできました。
目的の病院だったらしく、ホッとしましたが反面、生の英語の速さに全く対応できなかったことにちょっとショックでした。
得意だと思っていた義務教育の英語はなんら用をなさず、鳥かごの中の英語でしかありませんでした。
そこでもう一度、英語の学習に乗り出したのです。

リスニングを強化

義務教育の英語が役に立たないとはいっても文法は最低限必要だと思ったので、まずは高校時代の教科書（フォワード新高校英語）を引っ張り出しました。
しかし、これだけを行っていたのでは結局は同じことの繰り返しになるので、並行してリスニングに力を入れるようにしました。
今ではいろんな英語学習番組が毎日のように放送されているので、これを活用しない手はありません。
最初は「リトルチャロ」を中心に見ていましたが、実を言うとチャロの簡単な英語さえ、なかなか聞き取れませんでした。
巻き戻しを多用し、なんとか必死についていったのを覚えています。
一方、文法のほうは調子が良くて、学生時代に学んだことが思い出され、スラスラと進んでいきました。
半年ほどたった頃でしょうか、「リトルチャロ」は、ほぼほぼ理解できるようになり、ちょっと手ごたえがなくなってきていました。
そこで新たにNHKの「スーパープレゼンテーション」という番組も見るようになりました。
この番組は当初全くわからず、時期尚早ということで、もう少し上達してから見ようと思っていた番組の1つです。
おそるおそる視聴してみると、なんとなく理解できる部分もあります。
とはいえ、非常に専門的なジャンル（医療や科学など）が取り扱われることもあるので、やはりまだ時期尚早の感はぬぐえません。
しかし、本場の大人の話す英語というものに慣れる必要があると感じていたのも事実なので、この日から継続して視聴することになりました。
そんなこんなで２年が経とうとしていますが、試しに受けてみたＴＯＥＩＣでは９００点を取ることができました。
高得点に違いはありませんが、果たして英語圏で無理なく生活できるかといえば、まだまだそのレベルではありません。
これからも精進あるのみです。

スピーキングも強化

今、特に力を入れているのがスピーキングです。日本人のスピーキングは正直世界で最低レベルだと思っているからです。
おそらく生の英語は日本人の英語の半分くらいの時間で話されます。
それを意識しだしたことで、tやhといったどちらかというと発音されにくい音をうまく使いこなせるようになっています。
スピーキングにリズムが生まれ、最近英語学習が一段と楽しくなってきました。

ペンネーム：メディコゥ（34歳・男性・自営業）
英語レベル：toeic900点　英検準１級

メディコゥさん、ご投稿ありがとうございます！

Toeic900点おめでとうございます。
メディコゥさんは学生時代から英文法などのリーディング系はしっかり勉強されていたように体験談から見受けられます。
そんな人でもリスニングやスピーキングなどの実践系スキルをいちから伸ばしたいと思ったら、やはり簡単な教材から始める必要があります。
NHKで放送されていたリトルチャロはそんなときにピッタリの教材ですね。現在はすでに放送は終了済みですが、DVDコレクションがNHKから発売されています。
またニンテンドーDS用のゲームも発売されているみたいです。興味のある方はこちらもぜひチェックしてみてください。

• 目標：日常英会話
• 資格・試験：TOEIC（L&R）
• 分野：スピーキング（発話力） | リーディング（読解力）
• 場所・ツール：教科書・参考書
• 英語学習法：多聴
• 英語レベル：上級