英語学習者の尽きない悩みドコロ

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エミリーさんから投稿いただいた「みんなの英語学習法」です。
英検2級、TOEIC730点に到達するまでに試してみた勉強法を一通り振り返ってくれました。
単語カードNHKラジオ講座英字新聞TOEIC公式問題集スマホのアプリについて紹介していただきました。


私の英語学習遍歴

英語の学習歴は約10年ほどですが、いまだに正解が見つかりません・・・。
いろいろな方法を試しました。
その中で、私にとっては良かったもの、ダメだったものを挙げてみます。

(1)単語帳(単語カード)

単語を覚えるために一度は誰もが手を出しているのでは?
私は数枚書いただけで飽きてしまい終了。飽きっぽい私には向きませんでした。

(2)NHKラジオ(英会話、ビジネス英語)

4月から6月ごろまではテキストを購入して、なるべくオンタイムで聞くようにします。
でも7月頃からだんだん飽きはじめ、テキストすら購入し忘れて、たいてい秋頃にはフェードアウトしています。
でもたまに思い出したようにテキストだけ買うこともあります。
読み物として内容がよいのに安価なのでスキマ時間やテレビのCM中に見るようにしています。

(3)英字新聞

私はデイリーヨミウリを約1年間購読しました。
毎日配達されるので毎日英文に触れるよい機会だったと思います。
新聞代も払っている以上、読まないと勿体ないと貧乏根性丸出しだったのも継続できた理由です。
基本的に読むのは興味がある記事のみです。政治面は興味がないし単語も難しいので読みません。
だいたいワイドショー的な今起きている事件などは、テレビやネットニュースで概要がわかっているから読み進めやすいです。
基本的にあまり辞書は引きません。勉強モードになってしまうと辛くなってくるので。
新聞を読んでいた1年間で英検2級を取得できました。

(4)TOEIC公式問題集

TOEICを受験しようと思い立ち、いろいろな参考書やテキストが書店に並んでいるなか、まずは過去問を解くことが大事と考え、公式問題集を購入しました。

リスニングのパート2はひたすらディクテーションをしました。
聞くだけなら楽勝と思った文章も、ディクテーションすると思いのほか冠詞が抜けたり、聞き逃す単語もチラホラ現れます。
パート2はパート3や4に比べて会話が短いのでディクテーションに向いています。
しつこく聞きまくったためリスニングは毎回得点が高かったです。

リーディングパートは、パート5を何回も解きまくりました。
問題を解くときに、<絶対に自信があるもの>、<たぶんコレかな?と思うもの>、<さっぱりわからないもの>と3つ程度のカテゴリ分けをして、問題文の近くに自分で決めたマークを小さく書き込みます。

たぶんコレかもと思って正解したものと、さっぱりわからないものは、解説をよく読んで理解します。
1時間後と3日後に同じ問題を解くと、理解していないものはしっかり間違えています。
ここでようやく文法書を読みます。理解した1時間後にまた同じ問題を解きます。
同じ問題ばかり解くと答えを覚えてしまうだけのように思うかもしれませんが、私には点数を上げるために有効な方法でした。
リーディングも勉強当初は200点台と低かったのですが、公式問題集を何度も解くことでリスニング・リーディングの合計が700点を超えました。
800点を目指して勉強を続けようと思ったのですが、現在は少々飽きてしまい休止中です。

(5)スマホのアプリ等

LINEやブログ等の誘惑が勝ってしまうので、アプリ勉強は無理と判断し手を出していません。

現在の勉強は・・・

決まった教材は用意していません。手元のTOEIC公式問題集のパート7や8の長文、たまに購入する英字新聞を音読しています。
音読に飽きたら、新聞の短いニュースを使って、前置詞だけにマーカーをつけたり、Theがつく単語だけマーカーをつけたりして、なぜその前置詞なのか、Theがつくのかを推測し、その後文法書と辞書を引いて確認します。
これはクイズっぽくて頭を使うので楽しいです。通勤の電車のなかでこのクイズを行うと結構あっという間に降りる駅についてしまいます。

自分にとって長く続けられる方法を今も模索中です。


ペンネーム:エミリーさん(47歳、女性、会社員)
英語レベル:英検2級、TOEIC730点


エミリーさん、ご投稿ありがとうございます!

英字新聞とTOEIC公式問題集が一番しっくりきたようですね。
教材の良し悪しはひとそれぞれで、一概にこれがいいとは言い難いものがあります。
その人のレベルと性格にあったものを選ぶことが大事です。
まずはいろいろ試してみて自分にしっくり来るものをしばらく続けてみる。
そして自分のレベルがある程度上がったと感じたらまた新しい教材に当たってみるというのを繰り返していくことだと思います。
一度試してまったく合わないと感じたものが、数年後にすごくいい教材だと感じることも多々あることですね。
記事中に出てきた読売新聞社発行の「ザ・デイリー・ヨミウリ」は、現在ではThe Japan Times に題号が変更されています。




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